スキャルピングが出来る低スプレッドな海外FX業者 | GMMAとRCIで専業トレーダーになりました!

スキャルピングが出来る低スプレッドな海外FX業者

前回の記事では、海外FX業者のメリットやデメリットについてまとめました。

海外FX業者でスキャルピングは可能か?
最近、多くの方から「ノッティーさんの手法は海外FX業者でも使えますか?」といったご質問を頂くようになりました。 国内業者のレバレッジ規制や相対取引(DD)の不透明なレートなどに嫌気がさして、NDDを採用する海外業者への需要がかなり伸びている...

 

海外業者が一体どんなモノかご理解いただけたかと思います。
しかし、海外業者とひとことで言っても、その数は無数にあります。

そこで今回は僕が使った中で「良い!」と思った業者だけをご紹介します。

 

海外FX業者にあよくある口座の特徴

まず最初に知っておいてもらいたいのが、海外FX業者は複数の種類の口座を用意している点です。

同じ業者であっても、提供する口座の種類によっては、スプレッドが狭くなったりします。
ですので、このことをまずしっかりと把握しておきましょう。

ほとんどのケースでは、スタンダード口座とECN口座の2種類が存在します。

スタンダード口座

スタンダード口座はNDD方式です。

NDDとは、業者がトレーダーの注文を、提携する金融機関(リクイディティプロバイダー)にそのまま流す注文方式です。

業者はリクイディティプロバイダーの提示するレートにスプレッド分を上乗せしてトレーダーに価格を表示しています。(つまりスプレッドが業者の利益になるため、トレーダーと業者の利益相反にはなりません。)

しかし、海外業者のスタンダード口座のスプレッドは広いです。
国内業者と比較すると、倍以上のスプレッドになっているケースもあります。

ただし、国内業者ではできない口座開設時や入金時の豊富なボーナス等があります。

スタンダード口座もメリットとデメリットがありますが、
今回は「スキャルピングに使える低スプレッドの業者」で比較していますので基本的にはスタンダード口座はオススメしません。

ECN口座

ECNとは銀行や機関投資家などが集まって作られる私設取引所直結の取引方式です。

くりっく365のような感じでインターバンクのレートがそのまま配信されるのでレートの透明性が高く、何よりもスプレッドが国内業者よりも狭いです。

しかし、ECN口座は取引毎に手数料を支払う必要があります。
コレが大きなネックですが、ECN口座のスプレッドと手数料を合わせてもスタンダード口座のスプレッドよりは狭いことが多いです。

例えばECN口座の場合、ドル円のスプレッドは通常で0.1pipsということも珍しくありません。
ただし、これけスプレッドが狭いと業者は利益が出せませんので、取引する度に決まった手数料を取られます。

確かに手数料は痛いですが、それを差し引いてもスタンダード口座よりはトータルコストは抑えられます。

そのため、個人的にはECN口座の方をオススメしています。

ECN口座には入金ボーナス等がない業者が多いです。
入金ボーナス等は確かに魅力的ではありますが、スキャルをやるならECN口座一択です。

 

スプレッドの狭い海外業者

Axiory


Axioryは2013年に始まった業者で、透明性と低スプレッドが売りです。

最低取引枚数:1000通貨
最低入金額:2万円
最大レバレッジ:400倍
追証なし

ライセンスはベリーズ。
AXIORYの顧客資金は全てマルタ共和国、ヨーロッパのシュパーカッセ銀行とケイマン諸島のカレドニアン銀行に分別管理されており、信託保全も付いています。

平均スプレッドは以下のようになっています。

ドル円 ポンド円
スタンダード口座 ナノ/テラ(ECN) スタンダード口座 ナノ/テラ(ECN)
スプレッド 1.5pips 0.5pips 2.7pips 1.1pips

ECNであるナノスプレッド口座のスプレッドはかなり狭いですが、10万通貨の取引で片道3ドル、つまりエントリーから決済の往復で6ドルの手数料を取られることになります。

つまり、ナノスプレッド口座の実質的なスプレッドは以下の通りになります。

ドル円:1.1pips
ポンド円:1.7pips

Axioryは最低取引枚数も少なめなので、海外FXの練習用としても優秀です。

 

tradeview

Tradeviewは2003年に始まった老舗の業者です。
Axioryと同じく低スプレッドと高い約定力を備えたハイレベルな業者です。

最低取引枚数:10000通貨
最低入金額:10万円
最大レバレッジ:200倍(ILC口座の場合)
追証なし

ライセンスはケイマン諸島のCIMA
トレーダーの顧客資金は第三者の会計機関であるFundAdministration Incが管理しており、世界の総資産トップ17位のサンタンデール銀行で分別管理されています。

また、Tradeviewは35,000ドル(約400万円)の信託保全もついています。

平均スプレッドは以下のようになっています。

ドル円 ポンド円
スタンダード口座 ILC口座(ECN) スタンダード口座 ILC口座(ECN)
スプレッド 1.8pips 0.35pips 2.5pips 0.96pips

ECNであるILC口座のスプレッドはかなり狭いですが、10万通貨の取引の往復で5ドルの手数料を取られることになります。

つまり、ナノスプレッド口座の実質的なスプレッドは以下の通りになります。

ドル円:0.85pips
ポンド円:1.46pips

TradeviewはAxioryより優秀ですですね。
ただし、ILC口座は上級者向けという設定なのか、最低取引枚数が1万通貨、最低入金額が10万円以上となっているのが1つのネックだと思います。

また、所々で英語表記があるため、英語が苦手な人には使いづらいかもしれません。

 

Titan FX

Titan FXは2014年にサービスを開始したブローカーです。
スキャルピング派のトレーダーから非常に人気の高い業者の1つです。

最低取引枚数:1000通貨
最低入金額:2万円
最大レバレッジ:500倍
追証なし

ライセンスはバヌアツ。
資金はオーストラリアのNBAに信託保全されています。

平均スプレッドは以下のようになっています。

ドル円 ポンド円
スタンダード口座 ブレード口座(ECN) スタンダード口座 ブレード口座(ECN)
スプレッド 1.3pips 0.3pips 2.4pips 1.0pips

ECNであるブレード口座のスプレッドはかなり狭いですが、10万通貨の取引で片道3.5ドル、往復で7ドルの手数料を取られることになります。

つまり、ブレード口座の実質的なスプレッドは以下の通りになります。

ドル円:1.0pips
ポンド円:1.7pips

ちょっとTradeviewと比較すると広いです。
しかし、上の2つに負けない高い約定力で高い人気を誇っています。

 

XM

海外FXと言えばXMという風潮すらある大人気ブローカーです。

最低取引枚数:1000通貨
最低入金額:2万円
最大レバレッジ:500倍(ZERO口座の場合)
追証なし

ライセンスはセーシェル。
顧客の資金はバーグレイズ銀行にて分別管理されています。

平均スプレッドは以下のようになっています。

ドル円 ポンド円
スタンダード口座 ZERO口座(ECN) スタンダード口座 ZERO口座(ECN)
スプレッド 1.3pips 0.2pips 2.8pips 1.1pips

ECNであるZERO口座のスプレッドはかなり狭いですが、10万通貨の取引で片道5ドル、往復で10ドルの手数料を取られることになります。

つまり、ZERO口座の実質的なスプレッドは以下の通りになります。

ドル円:1.2pips
ポンド円:2.1pips

XM自体は非常に有名なのですが、ちょいとコストが高いですね。

しかし、2022年に新たに登場しKIWAMI極口座はECN口座ではありませんが、低スプレッドが非常に受けています。KIWAMI口座のスプレッドは以下の通りです。(手数料はありません)

ドル円:0.9pips
ポンド円:2.0pips

KIWAMI口座は他の業者のECN口座と比べるとトータルコストは多くなりますが、通貨ペアによってはトップレベルで安くなるケースもあります。

 

ECN口座の実質スプレッドランキング

では上記のまとめとしてECNのスプレッドと手数料を加えた実質的なスプレッドをランキング化しました。(ポンド円メインで)

順位 業者名 ドル円 ポンド円
1位 Tradeview 0.7pips 1.4pips
2位 Axiory 0.8pips 1.4pips
3位 Titan FX 1.0pips 1.7pips
4位 XM(kiwami極) 0.9pips 2.0pips
5位 XM 1.2pips 2.1pips

多少の変動もありますが、平均するとこんな感じになるかなぁと思います。

まぁどこの海外業者比較サイトでも書かれていますが、
スキャルをやるならTradeview、Axiory、Titan、XM のどれかで間違いはないでしょう。

じゃぁ、この中で口座を開設しよう!

と急いではいけません。
さらに実質的なスプレッドを小さくする方法があります。

次回はそのやり方つについて解説し、どれくらい取引コストが下げられるかを検証します。

キャッシュバックサイトを利用してトレードコストを極限まで下げよう!
前回の記事では、スキャルピングで使える海外FX業者について解説しました。 海外FX業者でスキャルピングをやる場合は、必然的にスプレッドが狭いECN口座(FX業者によって名前は異なります)がベストであることが分かって頂けたかと思います。 再度...
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