どうもノッティーです!
久しぶりの投稿となりました。
僕は7月の終わりから8月一杯まで夏休みとしてトレードをお休みしています。
例年通りならこの時期は値動きが悪くなるハズなんですが、昨年に続いて今年も良く動いていますね・・・。
何かねぇ、自分がトレードを休むと相場が動くってこと、よくあるんですよねぇ。
さて少し前に気づいたのですが、僕は今年で専業トレーダーになって丸10年になります。
10年ですよ。いやぁ、長かった・・・。
専業トレーダーになった時から「一生トレーダーとしてやっていく!」という決意はありましたが、正直10年後もしっかりとトレーダーをやって、どんな生活をしているかの明確なヴィジョンは無かったんですよね。
ですが結果としては、10年たっても元気にトレードが出来ています。
トレードで資金を増やして、ちょいと前に家も買いましたし、質素倹約に努めて生きていけば、今後もお金に困ることもなさそうです。
僕個人的には上出来だと思っています。
トレードをやれている今に感謝です。
ただ、長い人生を考えると専業歴10年なんてまだまだ途中です。
それでも10年目に感じたこと、思っていることについて書き出すことは、今しかできないであろう価値のあることだと思います。
そんなわけで今回は専業10年で思う事についてまとめます。
相場は怖いし、よく分からない
相場は怖いです。思うように動きません。
忘れられないのは2015年1月のスイスフランショック。
この時の狂ったような値動きは背筋がゾーっとするほどでした。
その後はスイスフランショック級の動きはありませんが、レバレッジを使って取引するFXでは大きな動きが命取りになる可能性が十分にあります。
それまで停滞していた相場であっても、ちょっと目を離した隙に暴騰・暴落する可能性がある。
そういったリスクのある中でトレードをして利益を出そうとするためにも、相場に対する恐怖心は常に持っておくべきですし、「もしも」の時に備えて対策を練っておくべきだと思います。
どんなに経験を積んだとしても、相場を舐めるような事だけはしてはいけませんね。
いや、経験があるからこそ相場の本当の怖さに気づくのかもしれないです。
いくら学んでもよくわからないもの、それが相場です。
専業生活は良いことばかりでもない
「専業トレーダーになって稼げたらもう最高だ!」
と、専業になる前はずーっと思ていましたし、そうなることに憧れていました。
だからこそ頑張り抜いて、専業トレーダーになって稼いでいるわけですが、全てが良いことばかりでは無いですよね。
家から出ない生活なので、相場以外での日々の刺激は少ないですし、毎日やることがルーチン化してしまっているせいか、最近は時間が過ぎるのが異様に早く感じます。
まぁ自分が決めてやっていることなので不満はありませんが、ふと「会社員を続けてたらどうなってたんだろうなぁ・・・」と思うこともあります。
無駄な会議、通勤、人付き合い・・・。
合理主義者やfireしたい人たちからは「意味の無い無駄なこと」とされることも、それが完全になくなってしまうと、寂しく思うものです。
そもそも僕みたいな独立志向が強くて、他人が嫌いな人間ですらそう思うわけですから、普通の人は尚更そう思うでしょう。
それから、「どんな仕事をされているんですか?」という質問をされるのも嫌ですね。
色々と勘繰られるのも面倒なので、「自営業でネットを使ったビジネスをしています」と回答する様にしています。
そろそろ法人化するのも良いのかなぁ・・・と思っているところです。
あまりメリットがないのでやっていないんですが。
ここまでやってこれたのは運が良かったから
冗談なしに、専業トレーダーを10年やってこれたのは単に運が良かったからだと思っています。
もちろんトレーダーとして日々の努力も現在に繋がっているとは思いますけど、「運」なしにはやってこれなかったでしょう。
例えば長距離トラックの運転手を10年やって一度も事故してないドライバーさんは腕が良いからでしょうか?
それだけじゃないですよね。
貰い事故をしなかった運の良さもあると思います。
相場って結局は運の要素も強いですし、その中でやってこれたのはラッキーだったんだと思っています。
今後もラッキーが続けばいいのですが・・・。
時間は大事
最近、時間が過ぎるのが異様に早く感じる・・・と書きました。
本当に時間が過ぎるのが早いんです。
このままでは「あっ」という間にお爺さんになりそうです。
そんなわけなので、出来るだけ無駄な時間を減らして、充実した人生が送れるようにやっていきたいなぁと強く思うようになりました。
お金を稼ぐために時間を使うことは当然と言えば当然ですが、それを如何にしてより効率よくやっていくか?が今後の課題です。
僕のトレードスタイルはスキャルピングなわけですが、これって結構時間を取られるんですよね。
なので、徐々にチャート監視の時間を減らせないか模索中です。
そして、今後は休日をもっと多く取れるようにして、趣味や旅行に時間を割いていきたいと考えています。
不安もある
色々と書きましたが、なんだかんだで今の生活に満足しています。
ただ「満足」と同時に「このままでいいのか?」と不安に感じることもあります。
何だかんだで、僕はこれまで一生懸命走ってきました。
- 学生時代は専門分野と英語の勉強
- 会社員時代はFXで専業になるための勉強と経験
- 専業の今はトレーダーとして経験を重ねて腕を磨きつつ、新たな手法等の模索
一般的な人よりは勤勉に真面目に、ストイックに目標のために頑張ってきたという自負があります。
よくやってきたと思うので、「そろそろスピードを落としてもいいかな?」と考えたりするんですが、その一方で「何甘えたこと言ってんのお前!調子乗ってんじゃねぇぞ!」と喝を入れてくる自分もいます。
ずっと続けていた努力を止めることって凄い不安になるんですよね。
上手く行かなくなることへの恐怖心が強いんです。
そして、一生懸命何かに頑張っている方が(精神的に)楽であるという現実。
でも、人生は一度きりだから、他のこともやってみたいし楽しみたい・・・。
今はそんな思いの中で生きています。
おそらくこれから10年は、「上手な休み方」を模索することになりそうです。
コメント
のってぃー様
いつもお世話になってます。
とても参考になる貴重な記事を拝読して、思わずコメントしました。
10年間専業トレーダーとして継続されて結果を残せたことは、誰もができることではないです。そして、その境地に達した現時点での心境にとても共感します。
この先20年、30年を経た時に10年とは違った心境をアップされることを楽しみしております。
コメントありがとうございます。
10年間、長いようで早いようで・・・と言う感じです。
この先どうなるかは不明ですが、後悔の無いようにこれからも頑張っていきたいと思います。