どうもノッティーです!
トレード休暇中ですが、相場の方は分かりにくい動きをしていますね。
数年ぶりに8月らしい相場になっています。
さてさて、先日YouTubeの街録chにFX界のアイドルである岐阜暴威さんがインタビューされた動画がアップされました。
「長年トレードを続けていれば、いつかは必ず勝てるようになる」
と信じている人もいるかもしれませんが、決してそうではないことが学べます。
努力のやり方と方向性、そして相場との向き合い方。
これがしっかりとしていないと、無駄に年月が過ぎてお金が減っていくことになるわけですね。
岐阜暴威さんについては、以前の記事でご紹介していますので、こちらもどうぞ。
岐阜暴威さんに学ぶ「負けるトレード」
では、内容をまとめます(AI利用)
岐阜暴威さんの基本プロフィール
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本名非公開、岐阜県出身
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年齢:40歳(1984年生まれ)
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学歴:専門学校2度中退
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投資歴:2006年スタート
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生涯収支:マイナス約2800万円
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一時の最高資産:4600万円
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現在の活動:YouTube配信、SNS発信、アフィリエイト収入など
岐阜暴威さんの投資人生 年表
年代 | 出来事 | 資金の増減・特徴 |
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2005年末 | JCOM誤発注事件で投資に興味を持つ | 「逆転できる」と思い証券口座開設 |
2006年1月 | 投資開始。直後にライブドアショック | 初期資金100万円 → 即全損 |
2008年 | リーマンショックで壊滅 | 300万円 → 10万円以下 |
2009~2012年 | FXにのめり込み、毎月10万円入金しては溶かす | 「コツコツドカン」パターンが定着 |
2012年末 | 民主党解散 → 自民党勝利予測 | 保険解約資金400万円で投資再開 |
2013年 | アベノミクス相場で大成功 | 東京電力株で資産4600万円に到達(人生ピーク) |
2015年8月 | チャイナショック | 4600万円 → 11万円まで減少、退場 |
2016年~ | Twitterやニコ生開始。「岐阜暴威」として逆神キャラ確立 | フォロワー急増、ネットで有名に |
2022年9月 | 警備会社を退職、専業トレーダーに復帰 | 直前まで8か月連続プラス・資産1600万円 |
2022年10月 | 退職直後に大損 | 1600万円 → 600万円へ急減、人生最大の危機 |
2023年以降 | 資産は増減を繰り返し「ゾンビ投資家」として継続 | 障害収支プラスを目標に挑戦中 |
投資の始まり:JCOM誤発注事件とライブドアショック
岐阜暴威さんが投資を始めたきっかけは2005年末の「JCOM株誤発注事件」。
証券会社の誤操作で株価が暴落し、一夜にして20億円以上儲けた若者がニュースになりました。
彼も「逆転のチャンスだ」と証券口座を開設し、2006年に投資を始めます。
しかし直後に「ライブドアショック」が発生。堀江貴文氏が逮捕され、新興市場の株が総崩れ。
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初期資金:100万円
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1度もプラスになることなく溶かす
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信用取引に手を出し、レバレッジでさらに損失拡大
最初の投資体験は、大きな挫折でした。
度重なる退場とリーマンショック
2008年に再挑戦し、資金300万円まで増やすも「リーマンショック」で壊滅。
世界的金融危機で株価は乱高下し、1か月で資産が300万円から10万円以下に。
「歴史的な上げ」に飛びつけば翌日に「歴史的な下げ」。完全に翻弄されてしまいました。
FX時代と「コツコツドカン」
株からFXに転向し、毎月10万円を入金しては溶かす生活が続きます。
この時期は「コツコツ勝っても一撃で大損」する典型的な負けパターン。
投資用語で言えば「プロスペクト理論」に陥り、利益はすぐ確定するのに損は切れずにお祈り。
結果、2008年〜2012年頃までは年間収支マイナスが続きました。
栄光のピーク:アベノミクス相場で4600万円へ
2012年、自民党政権復帰とアベノミクス相場でチャンスが訪れます。
保険解約で得た資金400万円を元手に東京電力株を信用取引で購入。
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130円 → 220円まで急騰
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約900万円分購入して400万円の利益
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資産は一時4600万円に到達
これが彼の投資人生のピークでした。
破滅:チャイナショックで資産11万円
しかし2015年、中国発の「チャイナショック」で大暴落。
先物取引で買い下がり続けた結果、資産は11万円に。
最大4600万円あった資産は、ほぼゼロにまで減少。
この時に2ちゃんねるに「退場しました」と投稿し、まとめサイトに拡散。彼の名は一気に広がりました。
「岐阜暴威」誕生とネットでの居場所
2014年頃、2ちゃんねるで自分の写真をアップした際、住人から「岐阜ボーイ」と命名されます。
それが転じて「岐阜暴威」という名前に。
Twitterやニコ生を通じて負け姿を公開し続けたことで、「逆神」としてネット上の居場所を確立。
普通の投資家が隠す「負け」を見せ続けるスタイルが、彼を唯一無二の存在にしました。
専業トレーダー復帰と再びの大損
2022年、大手警備会社を退職し再び専業に。
その直前まで8か月連続で勝ち、1000万円以上の利益を出していました。
しかし退職直後に大損。
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資産1600万円 → 2か月で600万円へ減少
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退職金100万円を入金し必死に継続
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メンタル的には人生最大の追い込み状態に
「再就職をお願いしに前の職場へ土下座に行こうか」と本気で考えたほどだったそうです。
岐阜暴威さんの負けスタイル
1. 損切りができず「お祈り」に逃げる
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典型的な負けパターンとして「含み損を切らずに祈る」を繰り返す。
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100万円の損を放置して気づけば500万円の損に。
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損切りは「経費」と言われるのに、それをできない。
2. レバレッジ依存で自爆
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最初の株取引から「信用取引」に手を出し、資産以上の取引をして大損。
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FXでも10万円を元手にフルレバで溶かす生活を何年も繰り返す。
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「ギャンブルじゃない」と言いつつ、本人も「ギャンブルそのもの」と認めている。
3. 一発逆転を狙う逆張り中毒
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王道の堅実投資を嫌い、いつも「大底で買う」「天井で売る」ような逆張りを狙う。
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当たれば大きいが、外すと致命傷。
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その結果「コツコツ勝ってドカンと負ける」典型例に。
4. 負けをネタにして反省しない
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大損しても「ネットで晒して笑われてすっきり」してしまう。
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本来は反省して次に活かすべきなのに、承認欲求で満足して終わる。
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本人も「反省より証人欲求を優先してるのは怪物」と自嘲している。
5. 努力せずに勝ちたいと願う
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「勝って死にたい」「障害収支をプラスにしたい」と言いながらも、勉強や分析は中途半端。
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同じ失敗を3年連続で繰り返す。
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「努力しないのがクズ」と自分で認めている。
6. 他人のせいにする癖
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2ちゃんねる時代は「みんなが買えって言ったから買ったのに…」と嘆く。
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トヨタ株で負けた時は「不正発覚が悪い」と環境のせいにする。
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自分の判断の甘さを直視できない。
人間臭さが人気の秘密
AIに動画の内容をまとめてもらったわけですが、彼の最大の魅力は人間臭さだと思います。
自分に弱く、努力せず、でも欲深い。
トレードで調子がいいときはイキリ散らかし、不調な時はポエムを書く。
そんな自分自身を長年にわたってネット上でさらけ出している姿を見て、人は彼に魅力を感じるんだと思います。
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