どうもノッティーです!
今回はロットサイズを上げる際の留意点についてまとめました。
ロットサイズを上げる際の留意点
このような質問を頂きました。
出来れば2~3年、5年くらいかかっても良いのですが、最終的には50万通貨でのトレードが出来るようになりたいです。
調子が悪くなれば躊躇なくロットをさげることを大切にして結果的にはロットを上げたいのですが、ロットを上げていく上での留意点、下げるべき場面等々アドバイスをいただければうれしいです。
トレードが安定してきたら、ロットを上げる。
至極当然のことですが、メンタルに多大な影響を及ぼすので、
これがなかなか難しいんですよね。
全く同じ手法でトレードしているのに、ロットを上げたり、リスク金額を上げるだけで
ポジション保有中のメンタルが全然違ってくるわけです。
地面に置かれた鉄骨の上ならヒョイヒョイ歩けるのに、地上74メールの鉄骨を渡るのは足がすくんで動けなくなる・・・みたいな感じで。
まぁリスクをたくさん取るわけですから、その分だけ精神的なプレッシャーも大きくなるのは当然です。
なので、ロットを上げるにしてもメンタルへの影響が小さい範囲で少しずつが基本です。
毎回のトレードのロットを固定している人や、リスク金額をベースにしてロットサイズを変更しながらトレードしている人もいますので、「ロットサイズとリスク金額」と記載します。
ロットサイズを上げる期間
ロットサイズやリスク金額を徐々に上げていくことを前提でトレードする場合であっても、トントントントンとロットサイズを上げるのはお勧めしません。
性格やリスク感応度にもよって違いますが、一度ロットやリスク金額を上げたら、少なくとも1ヵ月くらいは慣れるために同じリスクでトレードする方が良いと思います。。
そうすれば、月の始めでは少しプレッシャーがあったとしても、月の終わりにはそれが普通になっているはずです。
そして、「月間でどれだけ資金が増やせたか、どれだけ資金が減ったか」、で次の月のロットやリスク金額を決めます。
考え方としては複利運用ですが、一般的な複利運用のように「現在の口座資金をベースにリスクを決める」のではなく、「1か月間は固定したロットやリスク金額で運用して(単利運用)、1か月間の成績で次の月のロットやリスク金額決める」という複利と単利のハイブリッドになります。
撤退戦略も考える
資金管理の大前提は「調子が良ければリスクを多くとる、調子が悪ければリスクを少なくする」です。
あまり考えたくはないですが、月の始めにロットを上げて、トレードの調子が悪くて負けこんだ場合は、月の途中であってもリスクを下げなくてはいけません。
では具体的にどれくらいお金が減ったらロットを下げるか?もしくはトレードを一度休止するか?についても事前に考えておく必要があります。
そうしないと、必要以上にリスクを取ってしまう結果になりますので。
資金管理は慎重に!
資金管理は数学です。
でも、トレーダーのメンタルに多大な影響を及ぼします。
トレードの勝ち負けを決めるのはトレード手法ですが、勝った時や負けた時の金額を決めるのが資金管理です。
「早く資金を増やしたい!」と思う一心でロットを一気に上げる人もいますが、正直言ってお勧めはしません。
今後長く相場と付き合っていくのであれば、焦らずゆっくりコツコツと。
これが基本ですね。
コメント
アドバイスありがとうございます。とても参考になります。のってぃさんは具体的にはどのくらいの期間をかけて○万通貨→○万通貨→・・・→○万通貨とロットを上げていかれたのでしょうか?現在は何万通貨でトレードをされているのでしょうか。正確でなくともだいたいでもよろしいですので差し支えがないのでしたら教えてください。
ドル円一本勝負さん
大体2年半~3年くらいかけて徐々にロットを上げました。
かつては50万通貨固定でやっていましたが、
現在はリスク金額に応じてロットを変動させるやり方にしています。
毎回のトレードリスクを一定にするためです。