一発屋トレーダーにならないために

どうもノッティーです！

トレードをやっていて、
「一時的には結構勝てたんだけど、それ以降は鳴かず飛ばず・・・」
といった経験をしたことはないでしょうか？

一発屋みたいに、ほんのひと時だけ相場でガンガン勝てたは良いけど、
好調は続かず、再び負けてばかりのトレードに戻ってしまうことですね。

この手の有名トレーダーとしては3カ月くらいで10万円を6億にしたGFFさんが有名ですが、6億の大金ではないにしても、多くのトレーダーが一時的に勝ちまくる経験をしたことがあるのではないかと思います。

今回は一発屋にならないための方法について書いていきたいと思います。

一発屋になる流れ

自分の手法と相場がピタリと合う時というのは確かにあります。

エントリーしたタイミングから利益が出て、
グングンエントリー方向に進んで、利食いした所から逆行。

「最高の所でエントリー＆エグジットできたな！」とホクホク顔でチャートを見る。

こんなトレードが連続することってたまにあるんです。

これが連続すると、「自分は天才じゃないのか？」とか「もう相場で負けることなんてないはずだ！」と勘違いをすることになります。

傍から見れば「何言ってんだ？」と思いたくなるんですが、「好調」というのは冷静さを失わせるんですよね。相場のバブルと同じです。

ただ単に運よく相場と自分のやり方が合っただけなのに、それをすべて自分の実力と思い込む。

その後、相場が変わってしまったら全く利益を出せなくなって、それまでの利益以上を相場に還元する・・・。これが一発屋トレーダーが出来るまでの流れです。

もう15年近く前になりますが、日経225で数百万円の利益を出してこんなことを書いた人がいます。

以前も書きましたが、私が場中に損失を出すことはこれから先、ほとんどないでしょう。今それをここにかけるくらい、私には自信がありますし、自分の技術と経験と知識に絶対的な有利なものを持っています。

繰り返します。私は他人とのトレードの中で、自分にしかない有利な点を持っています。これがない人は丁半博打で相場をやっているので、負けます。将来、資金が増えれば機関投資家と対等以上に戦えると確信しています。

とんでもない自信を感じさせますよね。
その後どうなったかはご想像にお任せします。

一度勝てるようになったら、一生勝ち続けられる、という幻想

情報商材の販売ページを見ると、こんな文言が並びます。

凄く魅力的ですよね・・・。

「これ出来るようになったら、一生お金に困らないんだ！」
と思うのも無理はありません。

でもよく考えてください。

一度勝てるようになったからと言って、一生勝ち続けられる保証なんてどこにもありません。

その理屈は「これまでにコロナに感染していないから、今後も感染するわけがない」と言っているのと同じです。

過去は過去。将来は将来。

相場という常に変わり続ける不確実性を元に動くモノで利益を出そうとするのであれば、
自分自身も常にアップデートして変わっていかなくてはいけない。

世の中には、100年以上売れ続ける老舗の和菓子があります。
昔からの素材を使っていて、「子供のころからこの味に親しんできた」という人が多い和菓子です。

では、100年間ずっと同じやり方で和菓子を売ってきたか？といったらそうではないんですよ。

などなど、売る「モノ」は変わっていなくても、売り方はその時に市場に応じて変えていかないと生き残れないのです。いや、そうやってきているから、昔と変わらない味で勝負出来ているんです。

これってトレードも同じなんですよね。

僕は10年以上GMMAとRCIを使ってトレードしています。

トレード手法は基本的に変わってはいませんが、その時の相場に合わせて強気で攻めたり、エントリーしなかったり・・・とトレードの調節をしています。これについては日々のブログで相場の状況について書いていますよね。

また、トレードの効率を上げるためにスイングを取り入れてみたり、色々とツールを作ったり・・・とやっています。

トレーディングはビジネスです。
常に市場と流れを読んで、新たなことを取り入れたり、考えを変えたり・・・とやっていかなくてはいけません。

一発屋トレーダーにならないためのまとめ

色々と書きましたが、一発屋トレーダーにならないための方法についてまとめます。

どれも大事ですよね。
利益を出し続けるために、出し続けるための努力をしないといけません。

こんなのどの企業もやっていることなんですが、
トレードに関しては、どうも「一度勝てるようになったら一生安泰」と考えている人が多い。

そう考えているうちは、良くて一発屋で終わります。

一発屋にならないためにも、自分を成長させていくことは重要ですね。