相場の解釈しすぎに要注意 | GMMAとRCIで専業トレーダーになりました!

相場の解釈しすぎに要注意

どうもノッティーです。

クリスマス直前ではありますが、相場はリスクオンになっていますね。

ホント珍しいですよね、この時期に普通に動いているなんて・・・。

ドル円は再び114円台、ポン円は久々に152円台。
ポン円は底を脱して上げてきているようにも見えますね。

もしかすると年末の来週はちょいと大きな動きになるかもしれないです。

まぁ僕は今年のトレードは終えたので、これからは検証をしつつゆっくりと過ごすつもりです。

過去の値動きはどれくらい「必然」なのか?

今回はちょいと最近感じることについて書いていきます。

自分自身の過去のことを思い出すと、今の自分は、全てが「必然の結果」だったように思えたりしますよね。

個人主義者で、他人の言うことを聞けない自分(ノッティー)が、脱サラして最終的に専業トレーダーになったのは必然だった

みたいな感じで。

歴史の教科書では、歴史的事件は明確な原因があって、それを起点にして必然的に起きたように解説してあります。

オーストリア=ハンガリー帝国の皇太子であるフランツ・フェルディナント皇太子がボスニアのサラエボで暗殺されたことから第一次世界大戦が始まった。

つまり、皇太子暗殺は世界大戦へ不可避の流れを作った・・・という理屈になるわけです。

もちろん結果としてはそうなってはいるんですが、世界大戦にはならなかった可能性だってあると思うんですよね・・・。色々な連鎖反応の結果、大戦になってしまった・・・のではないかと。

そもそも「サラエボは危険だから行かないほうが良い」という注意を皇太子夫妻が受け入れていたらどうなっていたんでしょうか?

 

われわれ人間は、どんな事象であって、何かしらの理由を付けて納得したくなる生き物のようです。

例えば、冬の晴れた日の夜空を見上げてみると、オリオン座がキレイに輝いていますよね。古代ギリシャの人たちは、ただ単にランダムに並ぶ星を見て、狩人オリオンに見立てたそうです。

  • 空には星が無数にあるのに、なぜあの星とあの星を結び付けたんだろう?
  • 昔の人はイメージ力が凄いなぁ

と思ったことありませんか?星座について「なんで無理矢理にあんな解釈をしたんだろう?」と子供のころから思っていました。

 

ここまで書くと話の内容が見えてくるかと思いますが、僕たちトレーダーも過去の値動きについて何かしらの理由付けをしています。

例えばニュースサイトでは

  • ○○の指標の結果が悪かったため、投資家が弱気になって売りを入れて暴落した
  • コロナ変異株を懸念してニューヨークダウは3日連続で下落した

など、相場が動いた理由をファンダメンタルズと絡めて必然だったかのように解説しています。

どうでしょうか?
程度にもよりますが、毎日相場を見ているトレーダーとしては違和感を感じますよね。

相場が動くのはその時の市場参加者の取引によるものであって、ファンダメンタルズはあくまでも一つの情報ですし、良い内容であっても逆に動くこともありますよね。

もちろんファンダメンタルズが大きなきっかけになることは往々にしてありますが、それほど重要ではない指標なども動いた要因にされていることもあると感じます。

相場については、色々と解釈がなされていますが、僕自身は「相場に必然なんてものはほとんどない」と思っていますし、そう考えてトレードしています。

偶然に満ち溢れたところで僕らは戦っているんです。

だからこそ不運に対応できる資金管理が重要だし、上手く行ったときは伸ばせるだけ伸ばせる技術が必要になるんです。

テクニカルで全てが説明できるのか?

YouTubeで個人トレーダーさんが相場を解説している動画が沢山あります。

人気が高いのは、やっぱりダウ理論をベースとしたサポレジ解説、エリオット波動理論。

これらって、凄く説得力があるんですよね。

  • 過去3回反発したサポートに当たったから反発したのは必然。世界中のトレーダーが注目していますから。
  • エリオット波動の5波の後だから下落した⇒当然の結末ですよね
  • ボリンジャーバンドの3σに当たったから反転した⇒99.1%の確率でそうなりますから当たり前ですよね。

などなど、様々な理由を付けて解説しています。

僕、思うんです。
それって本当なの?

  • 世界中のトレーダーが注目するって世界中のみんなに聞いたの?それは全米が泣くレベルでスゲーっすね。
  • エリオット波動は解釈次第で波は変わるものじゃないの?
  • そもそも相場は正規分布ではなくベキ分布だから3σを抜ける確率はもっと高い。たかだか過去20期間程度の標準偏差で価格の存在確率を決めつけるにしてはサンプル数が少なすぎじゃないでしょうか?

凄く嫌らしい反論をするとこんな感じになるんですよ。

結局、テクニカルを使って何とかして相場が動いた理由を無理に探って解釈しているように思えます。

別にこれが悪いとは言いませんが、どうも相場の値動きを「決めつけて」いるように感じるんですよね。

値動きは決めつけたくないスタイル

ここまで書くと、「お前はファンダメンタルズもテクニカルも否定するのか?」と思われそうですね。

僕はテクニカル派ですが、少なくとも相場の動きを決めつけないようにしています。

なぜなら、「相場は分からないもの、何事も起こりうるものだ」という考えがあるからこそ、相場で勝てると思っているので。

矛盾しているようですが、相場って決めつけると勝てないんですよね。

僕の経験としては、相場の解釈に力を入れすぎていたら、自分の考えが固まってしまって、「なんで自分の考え通りに動かないんだ!!」とイライラしてしまいます。相場なんて当たることもあれば外れることもあるなんて考えれば当然なのに、決めつけるとそんな当たり前のことを忘れてしまうんです。

だから僕の頭の中では、「まずは相場はどんな風にでも動く」ということが大前提になっています。

その枠内で、GMMAとRCIを使って相場の状況を読んで、過去の検証結果や統計に基づいて取引をしています。

個人的にどんなに自信があっても、あっさりと瞬殺されることもあれば、意外なところでホームランを打って大勝ちすることがあることも知っています。相場はどうにでも動きますし、自分の解釈を超えたものであると考えていますから。

  • 相場に必然はない。
  • 相場が動いた明確な理由があることの方が珍しい

こう考えていたら、トレードが楽になりますよ。
逆に決めつけてトレードしていたら、本当にトレードがしんどくて辛いものになると思います。

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