時代の移り変わりとトレーディング

どうもノッティーです！

週明けですけども、朝からドル円が111円を突破したとニュースになってますね。

トランプさんが何か政策を決めたわけでもなく、
まだ“トランプ大統領”にすらなっていないこの時期に既に動いている・・・。

相場ってホント思惑で動くモノなんですよね。

日本でも2012年の終わりに自民党が民主党に勝って政権を取って
“安倍首相”になっただけでドカッとドル円も日経平均もあげましたからねぇ。

そう考えると、主要国のリーダーが変わるってことは、そこから相場が一気に
動き出す可能性もあるチャンスの時期とも言えますね。

まぁ今回の大統領選挙みたいに開票中に相場が大暴れして、
結果として多くのアナリストの予想とは逆方向に動くこともありますけどね。

今回は技術の進歩についてのお話でも・・・。

技術の進歩は凄いもので、今のトレーディングの最先端は
単にアルゴリズムを使った自動取引ではなく、人工知能(AI)に相場を学ばせて、
AIにトレーディングをさせることだそうです。

人工知能が金融を支配する日という本を読んだのですが、
なかなかショッキングですね・・・。

まぁ僕たち個人トレーダーのトレード環境も大きく変化していまして、
40年前はチャートは手書き、20年前はパソコンにチャートを表示させるには
クソ高いソフトが必要、そして今は無料でチャートを表示できる時代です。

今は手数料やスプレッドはかなり安いですし、1日に何回も取引出来ます。

通信技術の発達で「デイトレード」という言葉も出来ました。

為替取引ならMT4やFX業者の提供するシステムを使えば自動売買も出来ますし、
ニュースもスグに伝わってくるわけです。

なんだかんだで僕も10年近くトレードしていることになるんですけど、
この10年間でも色々と変わりましたからね・・・。

特にFX業者はについてはホント良いことずくめで、
業者間の競争の激化のおかげでスプレッドも狭くなり、
約定力も上がり、ストップ狩りも無くなってかなりクリーンなものになりました。

僕たちトレーダーはこうやって技術の進歩の恩恵を受けまくっているわけですが、
トレードで勝っている人って増えたんでしょうか？

この疑問に関しては正確な数字が無いので何とも言えないんですけど、
僕個人の意見としては、割合としてはそこまで変わってないんじゃないかな？と。

トレーダー自体の数はかなり増えたと思うので、勝ち組の絶対数は
増えたと思いますが、割合としては？？？。

どんなに技術が進歩しても、自分の環境だけが良くなるわけではなく、
周りのトレーダー全部の環境が良くなるわけですからね。

トレードは他のトレーダーとのお金の奪い合いになるわけですから、
そこまで勝ち組の割合は変わってない・・・と思うんです。

逆にいくら技術が進歩しても、トレードで勝つために大事なことも
実は全然変わってないんですよね。

ジェシー・リバモアの本とか、マーケットの魔術師を読むと、
トレーダーに求められるコアの部分はいつの時代も一緒なんだと感じます。

結局は正しい努力をした人が報われるのは変わらない。

逆にトレードをギャンブルや遊びと勘違いする人はずっと勝てない。

これだけは今後も変わらないんじゃないかなと思います。