どうもノッティーです！
金曜日に雇用統計も終わって8月2週目ですね。
相場の方は穏やかなスタートとなっています。
さて先週の振り返りですが、先週のポン円は一応は直近の高値を更新しましたが、
目立って大きな動きは無く、週足では実体の無い十字線が確定しています。
ポン円日足です。
先週の動きのほとんどが、先々週の金曜日の大陽線の値幅内に収まっています。
目立った大陽線・大陰線の後にはらまれる相場が続く・・・というのは最近のポン円あるあるです。
GMMAを見るとEMA100を上抜けてパーフェクトオーダーになっています。
この状態になるのはコロナショック前の2月以来なんですけど、ちょいと勢いは弱そうに見えます。
そんなわけなので、今週は押し目をつけてくるんじゃないかな？と思っています。
先週に雇用統計が終わって、今週から本格的にバケーションシーズンに入るため、
市場の方は流動性が下がって動きが悪くなる可能性が高まります。
ただ、今年はちょっとイレギュラーな要素もあるので、何か動きがあるのでは？
と個人的には考えています。
まぁそういった動きを積極的に取りに行くつもりもありませんし、
「あわよくばトレードできたらいいなぁ」程度の考えですけどね。
今週から休暇に入って、「コロナ自粛中だからガンガントレードするぞ！」
と思っている人も多いとは思います。
ですが、熱くなりすぎないように、相場との距離を保ちながらトレードするように気を付けてください。
「せっかくの休暇が無駄に終わってしまった・・・」と後悔しないためにも・・・。
トレーダーに求められる本当の資質
投資・投機・トレードはとても敷居が低いです。
20歳以上であれば、誰でも口座開設をして取引を始めることができるので、
条件なんてほとんど無いと言っていいでしょう。
なので、20歳以上であれば、誰でも簡単にトレードを始めることができます。
それまでの学歴とかキャリアは一切関係ないのもトレードの魅力です。
確かにトレードをすること自体は誰でも簡単にできます。
そこから発展して、「誰でも簡単に勝てるようになる」と主張する情報商材やセミナーもありますが、
現実にはそうはなっていないのはご存じの通り。
ではやっぱりトレードで勝てるようになるためには「資質」が必要なのでしょうか？
勝てるトレーダーになるための資質
勝てるトレーダーになるための資質として才能、学歴・キャリアがよく挙げられます。
トレードにも才能があります。
感覚的に相場を見極める力だったり、勝負どころが何となくわかったり、
資金量に物怖じせず取引ができたり・・・。
こういった才能は生まれて持ってきたものなので、
僕のように才能のない人間には喉から手が出るほど欲しくても手に入りません。
では、後天的な学歴はどうでしょうか？
大卒、院卒、一流企業に勤めていても、大学や実務で相場に関わっていなければ、
トレードのスタート地点は他の人とは一切変わりません。
こう考えれば、学歴とキャリアはトレードとは一切関係ありません。
そして、特に才能がなくても、努力次第である程度は稼げるようになるFXの現状を考えると、確かに特別な資質は不要と言えそうです。
メールやコメント内の文章である程度分かる
僕はこのブログを6年以上運営しています。
そして教材も販売してこともあって、多くのトレーダーさんとやり取りをしています。
やり取りの多くがトレードに関する質問や相談なんですけど、
メールやコメントの文章を見ただけで、その人のトレードスキルはもちろんのこと
「これから勝てるようになるかどうか」まで大体わかります。
では何をもって「これから勝てるようになるか？」が分かるのかというと、
文章の具体性とわかりやすさです。
たまに「ちょっと何言ってんのかよくわからない」と、
頭の中でサンドイッチマンの富沢さんがツッコむような文章のメールをもらうことがあります。
質問の意味も分からないし、何を答えたら良いのかわからない。
意味が通じたとしても、抽象度が高い質問なので、こっちも抽象度の高いあっさりとした回答しかできない。
このような質問をする人から、その後「勝てるようになりました」というメールを貰ったことが一度もありません。
勝てるようになる人からの質問はわかりやすい
ではその一方で、後になって「勝てるようになりました！」と連絡をくださる方からの質問は、具体的でとても分かりやすいです。
質問者さんからのメール内に
- 何をやっていて
- 何が分からなくて
- 何に悩んでいて
- 何が知りたくて
- それがどういった理由で
- 具体的にどんなアドバイスを求めているか？
といったことが明確に書かれているんですね。
読み手の僕も凄くわかりやすいので、的確な返答ができるわけです。
別に、「質問が分かりやすくて、僕が的確な返答ができるから、その人は勝てるようになる」と主張しているのではありません。
分かりやすくて具体的で焦点が絞れている質問ができる人というのは、それだけで「自分の現状」が分かっている人なんです。
僕は、トレーダーに求められる本当の資質は、自分の現状が分かって、目標とする理想に向かうためにどうすればいいか？の具体的な戦略が立てられる人だと思っています。
これはどんな分野でも成功するために必要な資質ですが、トレードでも当てはまるんですね。
実際にトレードで勝てるようになる人からのメールには自分の現状に加えて、目標やこれから何をするか？が具体的に書かれています。
僕が「そういう風に書いて質問してください」なんて全く言っていないのに、勝てるようになる人は、不思議とこのような点が共通しているんです。
現状を理解し、目的を達成するための戦略を練るスキルが必須
「現状を理解し、目的を達成するための戦略を練る」行為は、どんなビジネスに関わる人でもやっています。
ただ、トレードになると不思議とやっている人は少ないです。
確かにトレードはランダムの影響もあるので、現状が見えにくかったりするのもありますが、
どうしても冷静に自分を見られずに、感情に振り回されてしまいがちなんですよね。
でも、多くの人が感情に振り回されている中で、自分だけが冷静に前を見据えて戦略を立てられることでエッジが生まれます。
求めるのは手法のエッジだけではありません。
トレーダーとしてのエッジも磨いていかなくては、良い手法を持っていてもなかなか結果は得られないんですね。
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