どうもノッティーです!
9月2週目ですね。
ポン円は下窓のスタートだったものの、すぐに窓を埋めてしまっていますね。
さて、先週の相場の振り返りですが、ポン円は直近の安値に迫る126円台に突入したものの、
「離脱延期法案が議会で承認された」ということで大幅に反発しました。
まさかここに来てまた延期か?とビックリでしたね。
もちろんまだ先はどうなるか分かりません。
今のイギリスはかなり混乱している状態ですから・・・。
現状としては、
- 10月31日にEUを離脱するか
- 2020年1月31日に離脱するかをEUに要請するか
のどちらかのようです。
まぁいずれにしてもこれから10月末まではポンド相場が動きやすいかと思います。
それから金曜日の雇用統計ですが、予想よりも悪い結果でしたね。
ADPがかなり良かったのでドル円も買われていましたけど、失望売りとなりました。
こういう展開があると相場が動いて面白いですよね。
まぁそんなこんなでこれから本格的に9月の相場が始まります。
どの通貨ペアも動きが出てきていますから、これからが頑張り時ですね。
連勝で調子に乗らないために
このブログの読者さんからこのようなコメントを頂きました。
連勝が続いたら調子に乗ってしまうのが人間です。
調子が良すぎると、「相場は自分のポジションの方向に動くんじゃないか?」と
勘違いしてしまっていた経験が僕にもあります。
まぁその後は大きなしっぺ返しを食らうわけですが・・・。
現実を言えば、1回1回のトレードの勝ち負けは運による要素が非常に大きいです。
勝率の高い手法であっても、勝率が100%ではない限り、
次のトレードで勝つか負けるかはその時の相場次第、つまりは運です。
連勝が続くのは単に運が良かっただけ。
連敗が続くのは単に運が悪かっただけ。
これが事実です。
なぜなら、自分がポジションを持った後の相場の動きについては、
自分自身が相場に何のインパクトも与えられないから。
ロングポジションを取った後に相場が上げるためには、
他の市場参加者がロングしてくれないといけないわけです。
毎回他の市場参加者を読むことなんてまず無理です。
僕たちトレーダーが出来ることとと言えば、あくまでも統計的に「上げやすいポイント」や
「下げやすいポイント」に絞ってエントリー&エグジットを繰り返すだけです。
この試行を繰り返す中では、連勝が続くこともあれば連敗も続くことがあります。
トレーダーはこの過程の中で調子に乗ったり、必要以上に失望したりするわけですが、
ルールに則ってやっている以上は、これは避けられない運の要素なんですよ。
これをしっかりと理解してやれば、連勝で調子に乗りすぎることも減るでしょう。
まぁトレードをやるのは人間なんで、完全に無情になることは無理ですけど、
「運」という考えを取り入れてやれば、謙虚なトレードができるようになりますし、
メンタルの上下の変動幅が徐々に小さくはなると思います。
1回1回のトレード結果は運であることを理解するためにやること
各トレードの結果は運です。
運ではありますが、裁量トレードをやっているとどうしても
- エントリーしなければ良かった
- 損切りになる前に逃げとけばよかった
- 損切りが早すぎた
といった感情や後付けが邪魔して「運」を理解しにくくなります。
なので、「運」を理解するには後付けも後腐れのないサイコロを転がしがベストです。
やることは簡単。
延々とサイコロを振って、出た目を記録するだけです。
6面体のサイコロであれば、各数字が出る確率は6分の1です。
なのに、不思議なことに同じ数字が3連続、4連続して出てくることがあります。
でも統計を出すとどの数字も出現率は6分の1に収束します。
「そんなの当たり前じゃん!」と思う人も多いでしょう。
多くの人がこの事実を知っています。
でも、いざ自分がトレードしていると、単に運が良いだけのなのに、
「全ては自分の実力だ!!!」と調子に乗ってしまうものなのです。
こうならないためにも、自分の手でサイコロを振って、記録して、「運」を体験するわけです。
1回1回の試行結果がどれほど運の要素に支配されているかを本当の意味で理解するんです。
おそらく、この記事を読んで納得した人の99%が実際にサイコロを振らないでしょう。
でも実際にやれば「運」の存在を理解して体験できるはず。
運の存在を本当に理解しているかしていないか。
実はトレードで利益を出し続けるためには欠かせない要素じゃないかなと僕は思います。
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