「FXでボロ負けした・・・・」
といった経験は誰にでもあるかと思います。
FXで損失を出す予定なんて一切ないはずなのに、なぜか勝てずにボロ負けするなんて、ストレスの極みですよね。
僕も過去にはモニターをパンチしたり、机に頭を打ち付けたり、夜中に気分が悪くなって吐いたことがあります。
ですが、ある程度の技術が身につくまではボロ負けは避けられません。
避けられないというか、これから勝てるようになる人も、負け続ける人も必ず通る道なんですよ。
大事なのは、ボロ負けした要因を調べて対策を練ること。
これをしっかりとやれば、ボロ負けする可能性を徐々に減らしていくことができます。
今日の記事では、ボロ負けの対策方法について僕の経験談からまとめます。
ボロ負けする要因と対策
トレードでボロ負けする要因は大きく二つあります。
- ルールを守っているのにボロ負けした
- ルールを破ってボロ負けした
違いとしてはルールを守っていたかどうかですね。
まずは、ボロ負けした後に、どっちが原因だったのかを思い返しましょう。
取引履歴と自分の行動を振り返れば、簡単に分かるはずですよ。
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h3>ルールを守ってボロ負けしたケース
しっかりとルールを守ってトレードしたはずなのにボロ負けする・・・。
残念ですが、優位性のある手法でトレードしていたとしても、こんな日はあります。
手法と相場が合わない時は必ずありますし、そんなことが定期的にやってきます。
- ボラが極端に小さい
- チャートの動きが悪い
- トレンドフォロー狙いなのにトレンドが出ない
- レンジ逆張りなのに強いトレンドが出ている
などなど、どんな手法でも合わない動きはあるものです。
これはもう仕方がないことです。
だからこそ、自分の手法と合わない相場があることを知って、それを受け入れてトレードしましょう。
毎日必ず勝たなくても良いんです。月単位でプラスになれば良いんですよ。
ただ、自分と合わない相場が来たらボロ負けばかりじゃ面白くありません。
自分が勝てない相場についてはしっかりと調べておきましょう。
その時の値動き、ボラティリティ、使っているインジケーターの状態等を調べて、トレードしている時にそれと近い状況になったら警戒しておくと避けやすくなります。
事前に合わない相場の傾向が見えてきたら要注意です。
まぁ100%避けるのは無理ですが、慣れてきたらある程度損失は減らせます。
ルールを破ってボロ負けしたケース
ボロ負けするって、大体こっちのケースですよね。
よくあるのが、下のようなパターン。
↓↓↓
ストレスが溜まってイライラ
↓↓↓
ポジポジ病
↓↓↓
ナンピン&マーチン
↓↓↓
口座資金が一気に飛ぶ
誰もが一度は通る道ですwww。
いずれにしても「自分の手法とは合わない相場」でボロ負けが発生するわけなんですが、こっちの方は、メンタルまでやられて暴走してしまうパターンですね。
エントリー&エグジットだけじゃなくて資金管理のルールまで無視するので、かなり大きな損失を出してしまいます。
全部決済した後は立ち直れないくらい辛いですよね・・・。
こんなボロ負けをした後は、とりあえず相場から離れましょう。
1週間くらいはチャートのことは忘れましょう。
で、少し冷静になれたら改めてボロ負けした日の反省をします。
トレードの履歴と自分の手法を見合わせて
- どこで暴走したのか
- 何回ルールを無視したのか
- しっかりとルールを守っていたら、どれくらいに損失を抑えられていたのか
といったことを見直します。
トレードで暴走する一番の原因は、「それまでの損失を今すぐにでも取り戻したい」と思う気持ちです。
今すぐに取り戻したいからこそ、すぐにポジションを持つし、いつもより大きなロットで仕掛けてしまうわけです。
でもこの気持ちが一番高くつきます。
そもそもが自分とは合わない相場だから勝てていないのに、
その中で損失を取り戻したいからポジポジ病になって、資金管理も無視すれば大損は必然。
どんなに頑張っても勝てない相場があることを理解して、「毎日勝ちたい」と思うことを諦めましょう。
ボロ負けと上手く付き合おう
トレードは確率のゲームです。
面白いくらい勝ちが続くこともあれば、「この手法、もうダメじゃねぇのか?」と思うくらい負ける時もあります。
その時々で有頂天になったり、どん底で失望することはあると思いますが、「今の自分は、今後も何千回とトレードする中にある」ことを忘れないようにしましょう。
損益の波でペースを狂わされるのが一番の損失です。
相場が悪くてボロ負けすることだってあるんですから、まずはそれを経費として受け入れましょう。
そうすれば、心に余裕も出てくるはず・・・です。
ボロ負け・大損して相場を見るのが辛い時は、見なくても良いんです。
トレードするかしないかの自由は残されています。
少し時間が過ぎて、落ち着いた時に改めて自分のやり方と相場を分析して、また行けそうだと思えば再開しましょう。
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