どうもノッティーです!
以前から僕は
- 1回1回のトレードの勝ち負けは運の要素が大きい
- 次のトレードで勝つか負けるかは分からない
- 「運」を理解するためにはサイコロを延々と振るのが一番手っ取り早い
と主張しています。
勝てる手法と技術を持っていたとしても、次のトレードで100%勝てるかどうかは別次元の話。
そもそも僕たちトレーダーはそういった戦い方をするのではなく、
長期的な視点をもって「トータルで利益を出す」ことが大前提です。
だからこそ連敗しても破産しないような資金管理戦略を組み合わせないといけないし、
トレードルールを守って、変なことをしないように考え方を変える必要があるわけですね。
つまり、ゾーンで言うところの
「ミクロレベルでゲームの不確実性を信じ、同時にマクロレベルでのゲームの予見性を信じる」
を実践していかないといけないわけです。
1回1回のトレード結果に一喜一憂せずに、手法の持つ優位性を信じて取引を続けるわけです。
・・・まぁ言うのは簡単ですが、実践するのはなかなか難しい。
これの理解を高める手っ取り早い手段として、僕はサイコロを延々と転がして、出た目を記録していくことを推奨しています。
実際にやってみると、予想外に同じ目が出たり、奇数や偶数が続いたりして、「運」にもトレンド的なモノがあることが分かるんですよね。
しかし、面倒だからほとんどの人がやらない・・・。
こういった地味なところに、トレードの優位性を得るきっかけがあったりするんですけどねぇ・・・。
そんな中、僕の言葉を信じて実践した方からメールを頂きましたのでご紹介します。
どこまでも暗闇が続いているような感覚でしたが、
今回、先生のマニュアルを読ませていただき、
これなら最低でも1日1回はトレードができそうだし、
毎回同じ基準で相場を見ることができそうだと感じ、
(僕もダウ理論や水平線を使ったトレードが合いませんでした)
今は光が差したように感じています。また、損失を異常なまでに怖れることの対策として、
先生のメインブログ、「メンタル」カテゴリ内記事の
サイコロを振る話からヒントをいただき、実際にサイコロを買ってきて、
任意の2つの数が出たらロスカット、
それ以外の数が出たら利食いというルールで
基本はリスクリワード1:1、
リアルトレードではたまに大きく取れることもあるから
サイコロを振る回数が5の倍数の時に
利食いだったら1:1.5という設定で
サイコロを振る、というシミュレーションを行っています。サイコロを振った回数、出た目、トレード資金の
3つの項目を紙に書いて、
200回サイコロを振るのを1セットとして、
資金の変化を実際に目の当たりにすることで、
1回1回のトレード結果に一喜一憂しなくて良いということが
やっと分かるようになってきました。
(今まではトレードで損切りになるたびに、自分を責めまくって、
エントリー恐怖症に陥るというパターンを繰り返していました)
サイコロを振るか振らないかの違いですが、実際にやると多くのことが得られます。
トレードで絶対に避けることが出来ない「負け」を受け入れられる考えが身に付きます。
損切りしないといけないのは分かっている。
だけど、損切りするとモヤモヤするし、連敗するとイライラに変わる。
もしくは損切りすると資金を失う恐怖心が生まれてトレードしたくなくなる。
負けがきっかけでこういった精神状況になってしまう人ほど、サイコロを振ることをお勧めします。
- 自分が一喜一憂しているトレードは、たった1回サイコロを転がすことと同じ
- トータルで勝てるやり方の中にも、一時的には自分の理解を超える勝ちや負けが続くことがある
といったことが、サイコロを振る「経験」から学べます。
別に難しいことではありません。
必要なのはサイコロだけなので、お金も大してかかりません。
ですが得られるものは多いです。
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