どうもノッティーです。
今回は何をやってもFXで勝てず、目の前が真っ暗になっている人向けの記事になります。
- 何度もエントリーした瞬間から逆に行く
- 損切りしたら、エントリーした方向に動く
- なら損切りしなければ良いと思って損切りしないでいると、戻ってこない・・・
- ナンピンを入れて更に含み損が雪だるま式に増える
- FXで勝てなさ過ぎて、絶望する・・・
- 怒りでモニターをパンチするレベルを超えて、もう体に力が入らないレベル
ある程度トレード歴がある人はこんな経験したことあると思います。
僕も実際に何度もこんな思いをしたことあります。
クソポジにナンピン入れるも逆行し続けて、含み損が膨らみすぎて夜中に吐いたこともあります・・・。
その時こう思いました。
- FXは勝てないようにできているんじゃないか?
- こんなもん勝てるわけがない
- FXで勝ってる奴なんて嘘
何やっても勝てないことによる絶望、怒りを超えた脱力感、無力感・・・・。
「自分ならきっとFXで利益を出せるはず」
と、過去の自分の実績から、FXも「なんとなく」勝てるようになると信じていたのに、それが叶わないと悟った自分自身の否定と失望。
今になって思えば、これもトレーダーとして成長するために絶対に体験して知っておかないといけない大事な大事なステップなんですが、当時の自分としては本当に目の前が真っ暗で、将来が終わったように感じましたね。
こんな時に何をすべきなのか?
僕が思うことを書きたいと思います。
1.とりあえずトレードを休止して相場のことを完全に忘れる
相場に対して感情的になって熱くなりすぎたら、相場から完全に離れて冷却期間を置くべきです。
大きな利益を出し過ぎて有頂天になった時も、相場にやられすぎて悲観的になりすぎた時も同じです。
感情的になりすぎていると、冷静な判断が出来なくなります。
トレーディングは、冷静な判断、合理的な判断が出来ない人から負けていくゲームです。
それにもかかわらずトレードをしたいと思うのはもうギャンブラー。トレーダーではありません。
相場に対して絶望したら、とりあえず2週間以上は相場のことは忘れましょう。その間で「トレードは勝てないものだ!」と結論付けたのであれば、そこでトレードを辞めるのも一つの選択肢だと思いますよ。
2.自分のトレードを見直す
冷却期間を置いて、またトレードを頑張りたくなったら、その前に自分がボコボコにやられた時のトレードを見返しましょう。
当時のことが思い出されて、きっと嫌な思いをするはずですが、これをやらなくては道は拓けません!以下の点について注意しながら、当時の状況を思い出しながら見返します。
- ポジポジ病になっていないか
- チャンスを待てているか
- 資金管理をしっかりと守れているか
- 狙いすぎていないか
- 損切りできていないか
- 無計画なナンピンやマーチンを衝動的に入れていないか
- 自分の手法通りにトレードできているか
- そもそも自分の手法に優位性があるか?
チャートで当時のトレードポイントを見直すことで、「何でこんなところで入ってたの?」と思うはず。冷静になった状態で、改めて自分がヒートアップしていた時の異常さを感じ取ります。
熱くなっている時のことを思い出しながら、いかに自分がアホなことをやっていか、アホな行為でどれだけの金銭を失い、辛い思いをして感情的なエネルギーを消耗したのか・・・。
トレードで感情的になることが、全く持って割に合わない行為であることを実感しましょう。
でも、ここまでやると「変なトレードをせずちゃんと資金管理をして損切りを入れられれば、少なくとも大損することは無いんじゃないか?」ということに気づくはずです。
3.トレードの改善点を洗い出す
過去の無謀なトレードを見たら、「こうすればよかった」「ああすればよかった」と思ことが沢山出てくるはずです。
感情的なこと、相場に対する意識、テクニック的なものなど、自分の中から出てきた感想や考えは、全てメモしておきましょう。これが自分のトレードを向上させる最も重要な情報です。
人間はすぐに忘れる生き物なので、記録に残しておかないとダメなんです。
これらを分野ごとにまとめれば、自分のトレードの改善ポイントが全て分かるようになるんです!
4.検証をする
改善点が分かったら、次は過去の相場で検証していきます。
技術的なことが中止人になると思いますが、本気で検証して、自分のやり方に優位性があるかどうかを見ていきます。
ここで自分のトレードやペース取り戻しましょう。
もし検証でも上手く勝てないようであれば、手法を根本から見直したり、自分のトレードポイントをもっと深く確認していく必要があります。
5.低ロットで相場に戻る
検証でも納得出来たら、低ロットでリアルな相場に戻ります。
リアルに戻ると、なぜか最初は調子が良いです。
これはより冷静でリスクにも敏感になっているからだと思いますが、トレードを続けていくと徐々に「トレードすること」に慣れてしまって、気づけば中途半端なところで入ったり、地味なルール無視をすることが出てきたりします。
こういった小さなルール破りからメンタルがほころびてきて大損につながるので、自分で注意しながらトレードノートを付けていきます。
この時点ではトレードで利益を出すのではなく、相場に授業料を払ってトレードを経験させて頂いていると考えたほうが精神的に安定します。
経験の中で、
- 相場は当てに行くものでは無い
- 勝ち負けが連続することもある
- 時には連敗してしまうこともある
- トレードで勝ちやすい相場、負けやすい相場がある
- 負けは仕方がない
といったことを体感して、理解して、受け入れられたらトレーダーとして大きな成長をしていることになります。
まぁ考え方を変えるのが一番大変なんですけど、考え方を変えるためには辛い経験も必要だし、ある程度の時間も必要なんです。
これである程度の自信が出来たなら、少しずつロットを上げていく。
当然、その過程ではメンタル的にきつくなることも多々あると思うので、その時は立ち止まって、そのロットにゆっくりと慣れていく。
専業になるために早くロットを上げて、より多く稼げるようになりたい!と思う気持ちは分かるんですが、ここで焦って急ぐとなにも良いことが無いです。
焦らず、ゆっくり、じっくり、コツコツと。
トレードは見た目以上に技術職です。
もっと長いスパンで取り組んでいった方が、精神的にも楽にやれるんじゃないかと僕は思います。(過去の僕は焦りすぎていたので・・・)
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