どうもノッティーです!
10月2週目が始まりましたねぇ。
ポン円は少し下窓スタートでしたが、市場スタートから元気よく上げて窓埋めしています。
先週は波乱の相場でしたよね。
月曜日から大きく反発を始めて、毎日それなりに売り買いの攻防が激しく、
イギリスとEU間の通商交渉に関する報道で相場が大きく上下しました。
また、金曜日にはトランプ大統領が新型コロナウィルスに感染したという報道で
ドル円が暴落し、その影響でポン円も一気に下げました。
しかし、その後は全戻しして陽線が確定する・・・という予測の難しい動きでした。
ポン円の日足です。
基本的に陽線が続いています。
先週木曜日にEMA100や長期EMA群が連なる137円一時的にを突破しましたが、
そこからかなり強く売られて下げました。
翌日の金曜日もトランプ大統領のコロナ感染の報道で急落しましたが上げてきています。
EMA100付近まで来てネガティブなニュースもありましたけど、
結構しぶとく元のレートを維持していますよね。
こう見ると、「ポン円は下げにくい状況なのかな?」と思えてきます。
ただ、現状はお9月に大きく下げた中の戻しであることは間違いありません。
やっぱりどこかで強い売りが来るんじゃないかとは思っています。
現状として動く要因となるのはイギリスとEUの通商交渉、そしてトランプ大統領の容体ですね。
この2つ次第で今週の相場の方向が決まりそうです。
トレードの一番難しいトコロ
突然ですが、トレードの一番難しい所ってなんだと思いますか?
- 相場分析方法
- トレードテクニック
- 思い切り
- ルールを守ること
- 精神管理
など、色々と思い浮かぶことがあると思いますが、僕は相場のランダム性だと思っています。
コレがトレードを難しくする根本的な要因なんですよね。
一般的な競技とかであれば、技術や能力がある方が勝つわけなんですけど、
相場の世界では、「必ずしも実力があれば勝てる」というわけではありません。
むしろ実力が無くても運さえあれば勝つことができたりします。
例えば結果として100pipsの値幅内を上下するだけのレンジ相場が続いたとします。
ブレイクを狙うトレンドフォロワーの上級者は、何度かブレイクを狙ってロングを仕掛けましたが、トータルでマイナスとなりました。
その一方で、根拠もなくロングし、下げてきたら無計画のナンピン&マーチンを繰り返した初心者はトータルでプラスとなりました。
こんな感じで、相場の動きが自分のやっていることとピタリと当てハマれば誰でも勝てるし、
逆にハマらなければ上級者でも負けるのトレーディングの大きな特徴です。
コレが相場を一番難しくするところです。
良い解釈をすれば、初心者でも上手くいけば人生を一発逆転させるほどの利益を得ることができる、と言えます。
でも、悪い解釈をすれば、自分が上手くなっているのかどうが分かりにくい。
次の動きを予測することは非常に難しく、トレードを続ければ続けるほど様々な壁や矛盾にぶつかって苦しむことになります。
ビギナーズラックで「トレードって簡単に稼げる♪」と思った初心者も、
トレードを続ければ続けるほど偶然の動きに翻弄されて、
それまでトレードで得た金額以上を相場に還元して去っていくわけです。
そんな偶然が支配する相場の中でも、勝ち続ける人と負け続ける人がいます。
その違いは何でしょうか?
僕が思うに、自分の手法が相場と合っていない時にどう対処するか?です。
相場には自分の手法と合う相場と合わない相場があります。
負けている人は、調子が良い時に勝って、調子の悪い時に勝ち分以上を吐き出します。
勝っている人は、調子が良い時に勝って、調子の悪い時は勝ち分の一部だけを吐き出します。
コレが大きな違いです。
では、なぜ勝っている人は調子の悪い時に負けを減らせるのでしょうか?
その理由はチャート分析力を始めとして色々とありますが、根本にあるのは長期的な目線です。
負け続けている人は、短期的な目線でしかトレードしてません。
次のトレードで勝つことが最重要なんです。
だからこそ、1回1回の勝ち負けで一喜一憂するし、負けたら悔しくてルールを無視してでも次のトレードでも勝とうと無理をするわけです。
その一方で勝ち組は、長期的な目線でトレードを行っており、
1回1回のトレードよりトータルで勝つことを重要視します。
トータルで勝つためにどうするか?
コレが最重要であって、次のトレードで勝つことは二の次なんですね。(もちろん勝ちたいけどね)
長期的な視点があると、見えてくることがあります。
- 勘に従うよりもトレード手法に従ったほうが勝てる
- 資金管理は最初に決めたとおりにやらないと破滅する
- 毎日勝ち越す必要はない
- 毎日必ずトレードする必要もない
- 熱くなるくらいならトレードをしない方が良い
- 自分の手法と相場が合わない時は必ずやってくる
同じトレード手法で、同じ相場分析力やトレード技術があったとしても、
上記のことをしっかりと理解して実践できるかどうかで、結果は大きく違います。
長期的な目線を持つということは、パチンコやカジノのオーナーと同じ視点を持つことと同じです。
時には客に還元することはあるけど、トータルでは必ず儲けを出す仕組みを作り上げて、
それを崩さずに実行し続けているのです。
その一方で短期的な目線を持つということは、ギャンブルで負けている客と同じです。
ルーレットやスロットでピタリと当てようと躍起になるのと同じなんですね。
スキャルパーでもデイトレーダーでも関係なく、長期的な目線を持つことは必須です。
確率思考ともいわれますが、これを獲得することがトレーダーにとって一番重要だと思います。
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