どうもノッティーです!
今回はトレンドを判断する基準に対する僕の考えについて書きたいと思います。
GMMAのみでトレンドを判断しています
ブログの読者さんからこのような質問をもらいました。
1分足でのトレードをする上において上位足のダウ理論上でのトレンド判断は考慮されているのでしょうか?
例えば5分足、15分足がダウ理論的に上昇トレンドの時は1分足で売りサインが出てもスルーして上方向のサインのみ採用していくなど・・・です。
それとも、スキャルなので積極的にエントリーしていくのでしょうか?
このブログを長く読んでいる方や、教材を購入した方ならご存じかと思いますが、僕はダウ理論は一切トレンドの判断材料にしていません。
しかし、ブログを始めた当初から現在にかけて、結構な頻度で「ダウ理論を使っているんですよね?」という質問をもらいます。
いやいや、使ってないんです。
僕のトレンド判断はGMMAのみです。
理由は、
- 簡単
- 一目でわかる
- 裁量の余地がない
この3つが揃っているからです。
トレンドフォロー型の手法において、トレンド判断は手法の「要」です。
- トレンドが上だと判断したら、ショートは狙わずに、ロングを狙う
- トレンドでなければ、エントリーはせずにトレンドが発生するまで待つ
こんな感じで、トレンド判断によってその後の戦略が変わってくるからこそ、僕はトレンド判断は機械的かつ簡単にできるようにしています。
ダウ理論について個人的な意見
ここ5~6年くらいで裁量トレード業界で主流になっているのが「ダウ理論」。
その理由は相場の動きに対して理由付けが出来て、説得力があるように見えるからなんでしょうけど、僕個人としてはダウ理論も一つのトレンド判断方法の一つに過ぎないと思っています。
冷静に考えて世界中のトレーダーが注目するわけないでしょ。
AI、システム、他の注文状況が見えるブローカーや銀行などもいるFX市場で、みんな均一に同じようにチャートを見ますか?
オアンダのオーダーブックを見ると、意外なとこでポジションが溜まってたりしますよ。チャートを見らずに取引している人もいますよ。「世界中のトレーダーが注目する」なんて「全米が泣いた」と同じレベルです。
海外のフォーラムなんかを覗くと、色々なやり方でトレードしている人が多いんですけど、日本人はなぜか右に倣って・・・ですよね。
相場で勝つための方法は色々とあって、その中の一つとしてダウ理論があるはずなのに、「ダウ理論じゃないと勝てない」と考えている人が増えているなぁ・・・と感じています。
GMMAでも、一目均衡表でも、ボリバンでも、ダウ理論でも、相場が上げていたら上昇トレンドになるのはどれも同じこと。
動きに敏感に反応するのか、それとも遅れて反応するのかの違いです。
もっと言えば、トレンドの判断なんてパラメーター次第でどうとでも変わる。
一見パラメーターの無さそうなダウ理論でも、トレーダーの「裁量」というパラメーターでトレンド状況が変わるわけです。
トレンド判断で一番大事なのは・・・
一番大事なのは、自分なりのトレンド判断を固定すること。
できれば、いつ、どんな心理状態の時でも同じように判断できる基準が良い。
負けていてイライラしている時に、強引にトレンド方向を捻じ曲げて解釈しないようにするために・・・。
そう考えて僕はGMMAを長いこと使っています。
別に他のやり方を否定するわけではありませんが、トレード手法の根幹であるトレンド判断方法が曖昧で、その結果トレードの軸が狂うくらいなら無裁量のやり方を採用する方が良いとは思います。
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