どうもノッティーです!
週明けのポン円は少し下窓スタートでしたが、
市場開始と同時に上昇してきていますね。
先週はFOMC以降は大幅なドル安の流れとなって、
ドル円は下落、ユーロドルやポンドドルは大幅上昇となっています。
ただ残念な事に我らがポン円は週前半で安値を更新するも、
その後はドル円とポンドルの逆向きの動きによって
上げるに上げられないレンジっぽい動きが続いています。
ポンド円日足
まぁ方向としては下ですが、先週の火曜日の「下ヒゲが長くて実体の小さな陽線」が
どれくらい影響を持つか?ですね。テクニカル的に。
一応のセオリーとして、下落相場の中で直近の安値を更新するも、
陽線が確定する場合は反転のサインと言われています。
今週のポン円は更に上昇するのかどうか。
この辺が焦点になってくるかなと思います。
利食いについての個人的な考え
利食いというのは、トレーダにとってある意味永遠のテーマです。
完璧な利食いだったかどうかなんて、利食った後にしか分かりませんからね・・・。
利食いに悩む、というのは確実に初心者を抜け出したレベルです。
なぜなら、初心者の悩みは「損切りできない」「エントリーが分からない」ですから。
さて、そんな利食いですが、「なぜ難しいか?」というと、
ポジション保有中は、自分の欲やプロスペクト理論など様々な要素が
意思決定の邪魔をするからです。
自分のポジションの含み益が増えてくるほどソワソワしますし、
早く利益を確定したいと言う気持ちが強くなるものです。
でも、そんな本能的な誘惑に負けちゃダメなんですよね。
自分のおもむくままにトレードしたら損失で終わるのが相場の世界ですから。
利食いは行き当たりバッタリではトータルで勝てません。
しっかりと自分のルールを決めて利食いを淡々と執行していくべきです。
大きく分けて3種類の利食い方法がある
ルール化した利食い方法としては大きく3パターンあります。
- リスクリワードから利食いを決める
- 毎回決まった値幅で利食う
- ○○な動きやパターンになったら利食う
1.リスクリワードから利食いを決める
エントリーから損切り幅までの距離の何倍を利食い目標にするか?
といったやり方です。
損切り幅までが10pipsでリスクリワードを2にするなら利食い目標は20pipsになります。
損切り幅が分かっていれば、必然的に利確目標が算出できるメリットがあります。
2.毎回決まった値幅で利食う
「いつも10pipsで利食う」と決めたら、毎回10pipsで利食います。
エントリーしたら何も頭を使わなくていいので楽です。
ですが、ボラティリティに対応できない致命的な欠陥があります。
3.○○な動きやパターンになったら利食う
エントリー後の相場の動きに利食いを任せるやり方で、
僕が長いこと採用しているやり方でもあります。
上の2つはエントリーしたら既に利食い目標が分かりますが、
3についてはどこで利食うかは決まってません。
特定の動きを見せたら利食うというやり方は、チャートを監視しなくてはいけないため、
トレーダーの負担は大きいです。
時間も取られますし、含み益の増減をリアルタイムで見ないといけないので、
精神的な消耗もあります。
ただ、このやり方の大きなメリットとしては
「優位性のある利食いができる」だと思います。
例えばロングの利食いポイントを「これから下げる可能性のある動き」で行うことで、
相場の頂点付近で利食うことができるわけです。
頂点や底での利食いは難しくても、その付近で利食える可能性が高まるわけです。
もちろん常にそんな都合の良いことばかりではありません。
ロングの利食い後、少し下げてから再度バイーンと上げることもあります。
でもそれはエントリーポイントをハズしてしまうのと同じ事。
エントリーだけでなく、利食いも優位性のあるポイントで行えば、
エッジは飛躍的に高まることは言うまでもありません。
逆に1と2については、「優位性のある利食い」を考慮していません。
もちろん、エントリーしてOCO注文を入れられるメリットはありますけどね。
優位性のある利食いを目指そう!
利食いのスタイルは、エントリーよりも個人の性格が色濃く出ると思います。
なぜなら、それだけ様々なストレスに晒されるから。
なので、最初は自分が守れそうなルールを継続していくやり方を採用するのが一番です。
でも最終的には自分自身の「優位性のある利食いポイント」を見つけて、
エントリーとエグジットでも優位性を求めるトレードをやる方が
間違いなく効率は良くなります。
エントリーも大事ですが、利食いも同じくらい大事です。
これまでのエントリーポイントを再度見て、どこが理想の利食いだったかを検証していくと、
何か見えてくるかと思いますよ。
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