トレードルールが守れない要因を探せ！

どうもノッティーです！

5月も3週目に入りましたね。

先週金曜日はアメリカの雇用統計がありまして、その中の非農業部門雇用者数は-2050万という
前代未聞過ぎる数字でした。

一応予想は-2200万人だったので、それよりは少しマシでしたが、
やはりADP雇用統計と同じく、あり得ないレベルでした。

しかし、こんなにも凄い数字が出たのにもかかわらず、相場の動きは極めて限定的でした。

僕も発表前は固唾を飲んでチャートを見ていたんですけど、
あまりの動きのショボさに唖然としましたから。

ホントおかしいですよね、今の相場って・・・。

そんなわけで週初めと言うことでとりあえずポン円の日足チャートを見てみましょう。

相変わらずGMMAの示す方向としては下ですが、横ばいですよね。

5月に入ってから135円台から下げてくるも、下が硬くて現在は132円台。

正直なところどっちに動くのか見当もつきません。
コロナで市場がよくわからん状態になっているので、
相場が明確に動き出すのは、ある程度コロナが落ち着いてからかな？と考えています。

ルールが守れない要因を探せ！

トレードルールが守れない・・・。

という悩みを抱えているトレーダーは多いです。
僕自身もかつては大いに悩みましたので。

「トレードルールを守る」とは言っても、トレードでは基本的には自分で決めたところで
マウスをクリックするだけの操作になります。

理屈上はとても簡単です。

でも、ある時にはクリックするべきではないところでガンガンクリックしたり、
逆にクリックしないといけないところでどうしてもクリックできなかったり・・・と
精神的な問題でうまくいかないことも多いのが実情です。

ではなぜルールを守れないのでしょうか？

答えは簡単。思ったようにトレードができていないから。
自分の思ったようなトレードができないから、イライラするわけですね。

「思ったようにトレードする」という意味は、
大雑把に言えば「勝ちトレードになっている」ということです。

つまり、思ったようにトレードできないとは、負けトレードが続いている状況になります。

こういった理屈から、「勝てない⇒ルールが守れない⇒手法が悪い⇒新しいし手法を探そう！」
となるわけですが、これを続けていても無駄に理想を追い求めるだけです。

ではどうしたらいいのでしょうか？

これらのような他者の意見を求めるのも有効ではありますが、
一番効くのは自分自身を見直すことです。

ルールが守れなくなる要因は人によって違います。

連敗数だったり、金額だったり、もしかするとトレードの環境だったり、
トレードを始める前のストレスや精神状況が影響しているかもしれないのです。

「ルールを守れない」と言うのは自分の行動なので、
自分を冷静になって見つめなおすことでしか解決できません。

人によってはこれまでルールを破ったことで被った損失額を計算することで
ルールを破ることの愚かさを知るかもしれないですし、
逆に今まで以上に大きな損失を出さないとルールを守る重要性に気づけないかもしれない・・・。

他にも検証で「トレードとは勝ったり負けたりを繰り返してトータルで勝つもの」ということを
理解出来たら、ちょっとしたことではルールを破らなくなるかもしれません。

ネットをさまようと、ルールを守れるようになるための考え方や心構えについて書かれた記事が沢山出てきますが、それらが自分にピタリと合うことは稀だと思います。

自分自身でルールを守れない要因を探し出して、「どうすれば守れるようになるか？」をとことん突き詰めていくことで開ける道があります。

時にはルールを守るために自分自身や自分の考え方自体を変える必要も出てきます。

この過程で多くの人が「FXは勝てない」と決めつけて脱落していくのですが、
逆にここを乗り越えたら素質はあると僕は思っています。

「トレードルールを守る」というのは最初の大きな難関ですからね。