どうもノッティーです。
昨日は朝から晩まで用事があって、ブログ更新&トレードが出来ませんでした。
まぁ、雇用統計の日だったから用事を入れたんだけど・・・。
発表後の動きはそんなに凄いってわけでもなかったみたいですね。
最近の雇用統計の動きって、なんか面白みに欠けるんだよなぁ・・・。
雇用統計の時間は避けてる外野が言うのも何ですけどね。
昨日、連勝について教材購入者からこのようなメールをもらいました。
先週の後半から今週の前半にかけて、13連勝しました。
意気揚々として水曜日のトレードに臨んだのですが、
連勝記録が終わるのが嫌で嫌でルールを破って損切りをしませんでした。
(中略)
途中で我に帰って結構含み損が出ているところで損切りしましたが、
ルールを守れると確信していた矢先の出来事なのでショックを受けています。
この気持ちはわかりますねぇ。
僕も昔、連勝をストップさせるのが嫌で、損切りが遅れることがよくありました。
何て言うか、「連勝と共に培ってきた自信を壊したくない」っていう気持ちと、
「連勝が続いているから、もう負けないんじゃないの?」っていう勘違いが
入り混じって、冷静に現在のレートを見れずに判断が鈍るんですね。
で、普段トレードで使わない時間軸とかインディケーターをチャートに表示させて
「ここにサポートがあるから大丈夫・・・」って無理矢理損切らないことを
正当化させる・・・。まぁいつもの損切れないパターンに陥るわけです。
実は勝ちトレードが連続しすぎるっていうのも良いだけじゃないんですよね。
そりゃ勝ちが続けば続くほど利益が出て良いのかもしれませんけど、
自分自信が「俺は凄いんだぁぁぁぁ」と勘違いする傾向が出てきますから。
前に少し書いたんですけど、サイコロを延々とサイコロを振り続けて
出た目をメモしていくと、ちょっと信じられないくらい同じ目が続く時があります。
トータルで見れば各数字の出現率は6分の1に収束しますが、
その過程では規則性なんてありません。正にランダム!
トレードっていうのは、自分のトレードの技術とその時の相場の動きで結果が
決まります。
どんなにトレードの技術があったとしても、どうしても相場の「ランダムな」動きの
影響を受けて、それがトレード結果に反映されます。避けられません。
言ってしまえば各トレード結果の半分は相場が決めるようなもんです。
だから、思ってもいないような幸運があったり、しっかりとトレードしていても
負け越すことがあるわけですね。
こういった相場の気まぐれは、トレーダーの精神状態に影響を与えてくるんですけど、
それでも冷静を保って自分のルールに従って淡々と続けなくてはいけません。
自分が信じているのは相場のランダムさじゃなくて、自分の技術とルール。
サイコロを振ることでいえば、振り手の技術で任意の数字を高い割合で
出そうとすることです。
サイコロ振って任意の数字を高い確率で出そうとするのは難しいわけですが、
相場の方はエントリーやエグジットなどのトレーダーの動く余地が多いので
期待値を高めやすいのです。これがトレードの本質ですね。
ちょっと長くなりましたけど、「連勝にこだわってたら良いことないですよ」
っていうお話です。
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