明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
と言うわけで2020年が始まりました。
昨年は過去最低レベルでポン円相場が停滞し、低ボラ相場に悩まされ続けました。
ちょっと大きな動きがあったらすぐに停滞・・・・の繰り返しでしたからね。
しかし今年は年明けからアメリカがイランを攻撃したことでリスクオフの流れになり、
現状ではそれなりの動きを見せています。
また、今年は1月31日にイギリスがEUからの離脱、7月に東京オリンピック、
11月にはアメリカ大統領選・・・と重要イベントも盛りだくさんです。
そんなわけで今年こそは大きな動きがあるんじゃないかと期待しています。
今年も精一杯頑張りましょう!
2020年の相場分析
今回の記事が今年初めての記事ですので、まずは相場分析からやっていきましょう!
月足レベルからポン円相場を見てきます。
ポンド円月足
月足では現状はGMMA的に下降トレンド中ですね。
もっと長いスパンで見ると、三角保合を形成中です。
2008年のリーマンショックで大きく値を下げてから、
アベノミクスによる円安トレンドによって200円近くまで進みましたが、
2016年のブレグジットショックで再度下落。
2017年~現在に至るまでは小粒な値動きが続いています。
ポンド円週足
このチャートでは、2017年1月から2019年1月までの週足を表示してあります。
直近の動きとしてはようやくEMA100を上抜けたところ。
大まかな流れとしては下向きですが、結構チャートが乱れているのが気になりますね。
もしこれから上げるとしたら、次に意識されるのが150円、その次が156円辺りでしょう。
これらを一気に上抜けると面白いことになりますが、こういった動きを見せるときは、
きっと何らかのファンダメンタルズが出た時になるでしょうね。
逆に下げるとした126円を再び目指すことになりますが、
月足が下向きなだけあって、下げたら面白いことになりそうです。
ポンド円日足
日足では上昇トレンド中。
12月のイギリス総選挙で保守党が勝って一気に上げるも、
様々な懸念から選挙前のレートまで下げてきています。
これから多少の反発もあるかとは思いますが、ちょいと上が重たい雰囲気はありますね。
月足レベルで方向は下なので、上げるにしてもグチャグチャしそうです。
月足の流れ的にも、ここから直近の安値まで下げる可能性はあると考えられますが、
下げるにしてもちょいと反発がありながらの下落になるかと思います。
まとめると・・・・
以上、月足から日足までを見て現状をまとめるとこんな感じになります。
- 月足レベルで停滞している
- 週足ではチャートが乱れている
- 月足と日足では方向が異なるためわかりにくい
こんな感じで、これから上に行くにしても、下に行くにしても色々と抵抗がありそうです。
障害物を一気に乗り越えるのに必要なのは、やはりエサとなるニュースですね。
今年は1月終わりにイギリスのEU離脱、そして11月にアメリカ大統領選がありますので、
この辺りで何らかの明確な動きが出てくるんじゃないかと予想しています。
少なくとも2019年のようなクソ相場続きにだけはならないで欲しいもんです。
コメント
今年もよろしくお願いします。
年初からいきなりの質問なのですが、
今回のような長期休暇からのトレード復帰の場合、どうしてもリスク許容度が大きくなり過ぎてフワフワした気持ちで集中し切れない感覚があり、だいたい変なトレードをしてしまいます。だいぶ損失を出してから危機感を持って、尻の穴をキュッと絞めてかかるようになるのですが、それを無くしたいと思っています。
バックテストから、と思ったのですが思っていたよりも集中できません。
今回は、最低ロットからトレードして感覚を取り戻そうと思っていますが、のってぃー先生はこのようなときはどのように対処していますか。
KENさん
フワフワした気持ちの時は、トレードをしないのが一番かと思います。
最低ロットでトレードしても、さらにフワフワしそうな感じもしますので・・・。
相場は逃げませんので、ある程度時間が過ぎて冷静になったときに
再開するのがベストでしょう。
のってぃ様
今年もどうぞよろしくお願いいたします
月、週、日足どれをとってもよくわからないポン円ですね。
ただ言えることは、今年もルール通り実行していくこと。
青学の原監督の講演を弊社でやっていただいたとき、
「優勝の勝因は当たり前のことを当たり前にやること」とおっしゃっていました。
私はそんなの他大学でもやっている。なぜ勝てるか?と疑いました。
その時、当たり前のことを当たり前にやる、徹底度合いが違うのではないかとかんじました。
つべこべ言わず、徹底してルールを守りながら結果をだしていきたいと思います。
ブログの更新楽しみしております。
及川
及川さん
ためになるコメントありがとうございます。
今日のブログの記事でネタにさせてもらいました。
やはり徹底度合い、それを支える意識は大事ですよね。
同じ「やっている」でも、違いが出てくる理由はそこにあるんでしょうね。
僕自身にもタイムリーな話で、身が引き締まりました。