テクニカル分析の大前提を再考してみよう | GMMAとRCIで専業トレーダーになりました!

テクニカル分析の大前提を再考してみよう

どうもノッティーです!

今週の週明けも穏やかですね・・・。

先週は月末&月初の指標ラッシュで、アメリカの指標が軒並み最悪だったわけですが、
相場の動きとしては限定的で、ちょっと拍子抜けしましたよね。

なんか新型コロナウィルスによる被害の拡大や経済へのダメージを反映してない感じです。

まぁ既に動いてしまっている・・・と考えることもできますが、
どうも報道から得られる情報と相場の動き方の違いに少々戸惑っていますね。

ただ、テクニカル分析でトレードをする以上は「現在の価格が正しい」と考えるべきですから、「価格はこうあるべきだ」と考えるのではなく、現在の値動きに従ってトレードしていくべきですね。

それでは、ポン円の日足をちょいと見てみましょう。

3月序盤から一気に下げて、後半から反発。
そして現在は長期EMA群と短期EMA群の間をうろうろと上下するレンジになっています。

ここ数年のポン円は大きな動きがあったら、すぐにその後はレンジになる傾向が強いんですけど、まさかコロナショックも例外じゃなかったことに驚いています。

まぁ現状としては決して面白い相場ではないです。
ただ、これから再度下にブレイクしてくる可能性はあると思っているので、
強く下げてきたときには乗っていくべきかなと考えています。

テクニカル分析の大前提

冒頭の方で『テクニカル分析をやる以上は「現在の価格が正しい」と考えるべき』と
書いたんですけど、ちょっと改めてテクニカル分析の大前提について考えたいと思います。

テクニカル分析の大前提は以下の3つです。

  1. 市場の動きは全てを織り込む
  2. 価格はトレンドを形成する
  3. 歴史は繰り返す

市場がこれらの特徴を持っていなければ、テクニカル分析は機能しません。
すごく大事なことなんで、一つ一つ見ていきましょうか。

市場の動きは全てを織り込む

テクニカルを使う上で一番大事な前提です。
市場の動きや価格というのは、市場に関わるあらゆる要素を反映させたものという考えです。

極端な言い方をすれば、どんなファンダメンタルズな情報も、
ごく一部しか知られていないインサイダーな情報も既に価格に反映されることになります。

この理屈で言えば、指標発表時に相場が急変することは「あり得ない」ことではあるんですけど、
まぁ実際には大きく動くこともあるのはご存じの通りです。

この辺の細かい分類についてはストロング、セミストロング、ウィーク・・・といった分類がありますが、そういった分類は学者に任せて、とりあえずテクニカルを使うのであれば、
現在の価格が正しい、価格は嘘をつかないと考えましょう。

逆にファンダメンタルズ分析をする場合は、例えば「ドル円は現在のファンダメンタルズ的には100円が正しい!」と考えて、ショートする戦略もあります。

何をベースにしてトレードするかで、「現在の価格」に対する考え方も違ってくるわけですね。

価格はトレンドを形成する

「トレンドをどう定義するか?」によってトレンドそのものの解釈は違っては来るんですが、価格は一気にビョーンと飛ぶことは少なく、ある程度距離のあるレートにたどり着くためには、時間をかけて動きます。

例えば2月終盤から3月にかけてのポン円は、145円から124円台まで下落しました。

この時、瞬間的に124円に飛んだわけではなく、145円からズルズルと下げながら124円まで到達しましたよね。こういった時間をかけながら一方向に動くことが幅広い意味での「トレンド」になるかと思います。

これは僕らの生活における「情報」の広がりと同じです。
とある情報が出た瞬間に、皆がその情報を知るわけじゃないですよね。

例えば「100日後に死ぬワニ」の連載が始まった時から知っていた人は少ないはずですが、連載が続いて100日目が近づくほど話題が広がって、皆に知られるようになりました。

この情報の拡散のされ方と相場のトレンドは似たようなものだと思っています。

歴史は繰り返す

似たような動き(パターン)を繰り返すという意味ですね。

相場を大雑把に言えば、トレンド相場、レンジ相場がありますし、
もう少し詳しく見ていけば特定のパターンがあります。

相場の変動に特定のパターンが繰り返し見られるのであれば、それを活かして利益を上げていこう!というのがテクニカル分析を使う一番の目的です。

様々なインジケーターもトレード理論も、すべては「歴史は繰り返す」の前提に成り立っています。

僕たちが過去のチャートを使って検証するのも、「相場は似たような動きを繰り返す」ことを前提にやっているわけです。

過去の動きで利益が出せれば、将来も利益が出せるだろう・・・という考えで検証をするわけですね。

まぁ当たり前ですけど、忘れてはいけない前提ですよね。

まとめ

今回はちょっとテクニカル分析をやる上での前提条件について再考しました。

多分、テクニカルの専門的な本であれば3つの前提についてはしっかりと書かれているとは思うんですけど、チャートをずっと見ていると忘れてしまいがちですよね。

定期的にこの前提を思い出すことで、凝り固まった考えをリセット出来たり、新たな発見が得られると思いますよ。

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